PowerShell ファイル保存ダイアログを使用する方法

PowerShell

この記事では、PowerShellでファイル保存ダイアログを使用する方法について説明します。
前回説明した、ファイル選択ダイアログの使用方法と、とても似ています。

PowerShell ファイル選択ダイアログを使用する方法

ファイル保存ダイアログを使用する方法

.NET Framework のSaveFileDialog クラスを使うと、ファイル保存ダイアログを使用することができます。

参考:
SaveFileDialog クラス (System.Windows.Forms) | Microsoft Learn

ファイル保存ダイアログを表示する例です。

# 必要なアセンブリを読み込む
Add-Type -AssemblyName System.Windows.Forms 

$dialog = New-Object Windows.Forms.SaveFileDialog 

$dialog.Title = "ファイルの保存" 
$dialog.Filter = "テキストファイル(*.txt)|*.txt|csvファイル(*.csv)|*.csv|全てのファイル|*.*" 
$dialog.InitialDirectory = "C:\temp\test" 
$dialog.FileName = "新しいファイル.txt" 

$ret = $dialog.ShowDialog() 

if ($ret -eq "OK") 
{
 Write-Host ("保存するファイル名、" + $dialog.FileName) 
} else {
 Write-Host ("キャンセル") 
}

実行します。

ファイルの保存

サンプルコードの説明をします。
・8行目までは、OpenFileDialogのサンプルコードとほぼ同じ流れです。
・9行目で、ファイルの保存ダイアログに最初に表示するファイル名を設定します。サンプルでは、”新しいファイル.txt”を設定しています。
・11行目からは、OpenFileDialogのサンプルコードとほぼ同じ流れです。

まとめ

今回は、PowerShellでファイル保存ダイアログを使用する方法について説明しました。

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