この記事では、PowershellのWebClientを使って、ファイルをダウンロードする方法について説明します。
ファイルをダウンロードする
.Net Frameworkのネットワーク機能を利用します。
ファイルのダウンロードは、System.Net名前空間のWebClientクラスのDownloadFileを使用します。
WebClientクラスは、ネットワーク上でデータを送受信するための共通のメソッドが用意されています。
参考: WebClient クラス (System.Net) | Microsoft Learn
WebサイトのHTMLファイルをダウンロードするサンプルです。
$url = "https://example.com/index.html"
$webClient = New-Object Net.WebClient
$webClient.DownloadFile($url,"C:\temp\test\index.html")
実行すると、「c:\temp\test」フォルダ配下に、「index.html」ファイルがダウンロードされます。
では、スクリプトについて説明します。
1行目で、URLを指定します。
今回は「example.com」というRFC2606で定義されているサンプル用のドメインを指定しています。
2行目で、WebClientオブジェクトを生成しています。
3行目で、DownloadFileメソッドを実行しています。
第1引数にダウンロードするファイルのURL、第2引数にファイルを保存するパスを指定します。
参考: WebClient.DownloadFile メソッド (System.Net) | Microsoft Learn
まとめ
今回は、PowershellのWebClientを使って、ファイルをダウンロードする方法について説明しました。