ChatGPTを使っていると、こんな悩みを感じたことはありませんか?
- 毎回「敬語でお願いします」「SEOを意識して」など同じことを入力している
- テンプレート(プロンプト集)を保存しているけど、結局コピペが面倒
- そもそも“カスタム指示”と“プロンプトテンプレート”の違いがわからない
実はこれ、「カスタム指示」と「テンプレート(プロンプト)」の役割を理解して使い分けるだけで解決できます。
この記事では、ChatGPTをもっと効率的に使うための、カスタム指示の具体的な方法と、テンプレートの正しい使い方をわかりやすく解説します。
テンプレートは毎回コピペしなくていい?結論:しなくてOK
ChatGPTには「カスタム指示(Custom Instructions)」という設定機能があり、ここに自分の好みや指示方法を登録しておくと、以降の会話すべてに自動で適用されます。
つまり、
✅「敬語で」
✅「SEOを意識したブログ構成で」
✅「Markdown形式で」
などの条件は、一度設定すれば毎回書く必要はありません。
どこから設定するの?(手順付き)
1.ChatGPT画面の左下「︙」→ 「設定」を選択。

2.「パーソナライズ 」を選択。

3.2つの入力欄に書き込みます。
- あなたについて・・・職業・何のために使うか
- 性格、カスタム指示・・・文体・形式・禁止事項など
実際のカスタム指示テンプレート(コピペOKで使える例)
● あなたについて ChatGPT に伝えておきたい情報
● ChatGPT の回答スタイルに関する指示
じゃあテンプレート(プロンプト集)は不要? → いいえ、必要です
カスタム指示は「AIの性格・考え方」
テンプレートは「具体的な仕事の依頼」という違いがあります。
| 項目 | 役割 | 設定場所 |
|---|---|---|
| カスタム指示 | AIの性格・口調・基本ルール | ChatGPT設定画面 |
| プロンプトテンプレート | 毎回異なる具体的依頼内容 | メモ帳・Notion・Google Docsなど |
つまり:カスタム指示=土台、テンプレ=用途ごとの道具です。
よく使うテンプレート例(保存しておくと便利)
● ブログ記事構成を作ってもらうテンプレ
以下の条件でブログ記事の見出し構成を作ってください。
【キーワード】:〇〇
【読者の悩み】:〇〇
【目的】:検索上位を狙うため
【条件】:
・H2/H3構成
・検索意図を反映
・競合記事との差別化ポイントも記載
● リライト依頼用
以下の文章をSEO視点でリライトしてください。
・冗長な表現を削除
・検索意図「〇〇」に沿わせる
・H2/H3構成で整理
・足りない情報があれば補足も追加
・冗長な表現を削除
・検索意図「〇〇」に沿わせる
・H2/H3構成で整理
・足りない情報があれば補足も追加
よくある質問Q&A
Q1:カスタム指示を変えると、過去の会話も変わる?
→ いいえ。変更後の会話から反映されます。
Q2:ジャンル別で人格を変えたい時は?
→ その都度カスタム指示を切り替える or GPTの「カスタムGPT」を作成するのがおすすめ。
Q3:スマホでも使える?
→ はい。アプリ版にもカスタム指示機能があります。
まとめ|テンプレを使い倒すならこの2つを使い分けよう
| 覚えるべきポイント |
|---|
| ✅ カスタム指示に設定すれば、毎回同じ指示を打たなくていい |
| ✅ テンプレートは「具体的な仕事の依頼」として使う |
| ✅ カスタム指示=人格、テンプレ=命令書という役割の違い |
| ✅ ブログ執筆・教材作成・動画台本など、どの作業にも応用できる |
